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今日も京とて、お番茶日和|京都カラスマ大学学長日記(4/14)

最終更新: 5月17日

今日の課題:シビック・プライドを感じよう
2020年4月13日(月)
嵐の音で目が覚めた。ゴミ出し。36.5度、平熱。午後になれば上がるはずだった雨がぐずぐず止まず、夷川通までタクシーちょい乗り。取材に出かける。「暇してるし、いつでも来て来てー」というお言葉に甘えてしまい、あれこれじっくりとっぷり見せていただき、気づけば夕方。慌ててお暇。三条の郵便局に郵便物ひとつ、地下鉄でソルム。タッチの差でブルームコーヒーが早じまいしていて、コーヒーにありつけず。愛すべきローカルスーパー「エビスク」で半額になっているお惣菜を買って、そのままソルムでデスクワーク(ソトコトから「ウチコト」がまわってきた!)。

京都カラスマ大学の高橋マキです。ウィズコロナな日々を「離れていても一緒に学ぶ」方法として日記を始めることにしました。詳しい経緯は、初日のブログをご覧ください。


スマ大の事務所を置いているシェアオフィス「ソルム」に顔を出しました。お隣部屋の「ブルームコーヒー」は、テイクアウト&時短で、なんとかがんばって営業を続けています。「木曜から珈琲屋の魂を売って、お弁当屋になります」とのこと。小さな規模で扉を開け続けるお店は、お客さんと繋がり続けるために、打てる手は打つ。今はそれしかないと思います。一方で、社員さんや家族のことを思って休業を決心する友人たちもたくさん。今の段階では、続けるのも、立ち止まるのも、どちらも勇気ある決断とエールを送りたいです。


そうそう、facebookでは「京都の飲食店を応援!京都テイクアウト情報」というグループが立ち上がっています。googleのポイントマップも日々アップデートされていて、ご近所さんをすぐに検索できます。「地域のために何かできることがあるなら」「3食作るの、疲れた」「自分の料理に飽きた」という方、無理して遠出せず、まずは友だちや近所のお店を応援してみてくださいね。


ということで、本題。



今日の課題:シビック・プライドを感じよう

シビック・プライドということばを聞いたことはありますか? 直訳すると、シビック(Civic)=市民の、プライド(Praide)=誇り。編集家・紫牟田伸子さんの講演を聞いて以来、私もカラスマ大学の授業の時に使っていることばなのですが、一般的にはまだまだ知られていないかもしれません。日本語で表現すると「自分たちがまちをつくり、動かしているという自負」のこと。プライドなんていうと気恥ずかしさもあるかもしれませんが、まずは、自分の中にその感覚を持つこと、持っていることを感じてみましょう。


NYのアンドリュー・クオモ州知事が毎日の会見で市民に語りかけることばが話題になっています。その中で彼が、家にいましょう、この苦難をがんばって乗り越えましょうという時に、「私たちはニューヨーカーには、それができます」と呼びかけているのがとても素敵だなあと感じます。ここでとても大事なのは州知事が、「私からみなさんへ」ではなく、一致団結でもなく、毎日くり返し「一人ひとりの私たち」について話していることです。


現状、今の京都の状況と、NYの危機的状況は大きく異なりますが、私たちの日々の一つひとつの選択や行動が誰かの生命を守ることには変わりありません。チェーン店やコンビニでのお買い物を減らして商店街へ行こうとか、顔の見える近所の個人店で食事をしようとかコーヒーを飲もうとか。普段だってその選択が街を支えているのですが、そう言われても「だって便利だし」「だって安いし」なかなかピンとこなかったことが、この状況下で際立ってきているように思います。


初日の日記にも書きましたが、日本全体のことを考えようとすると頭がパンクします。いったい何兆円あれば私たちの生命や未来が救われるのかなんて、わからない。だけど、この騒動が収まったら食べに行きたい好きなお店や、会いたい友だちを守るために、何ができるかという小さなことなら、考えられるはず。「私だけが助かる」という未来は存在しない。京都というちいさな街を思い、好きな街に育てていくのは「一人ひとりの私たち」。そう思いませんか?


私たちは、どんな京都で暮らしていたい?



補講:新型コロナウィルス相談室

手作りマスクのアイデアが、どんどん出てきて、人間の知恵ってすごいなあ、と毎日関心しきり。京都の街には、長年いとへん産業に従事してきた腕に覚えありのお年寄りも多いので、お願いしたりいただいたり譲り合ったり、たのもしいばかりです。

針と糸を持てない人でも簡単に作れるマスクの動画も、SNSで見つけたのでシェアします。人間ってすごい!


▶︎ 靴下を4回切るだけの超簡単マスク

▶︎Here's how to make(いらないTシャツを切るだけ)



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