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  • 執筆者の写真京都カラスマ大学

【授業レポート】京都大学アカデミックデイ2019で、先端科学と出会う

更新日:2022年9月29日




こんにちは!ボランティアスタッフの飯島です。


秋らしく、澄んだ青空がどこまでも高い日曜日の朝、鴨川沿いから東に入っていくと、あの時計台の校舎が見えてきた。今日は、スマ大毎年恒例の「京都大学アカデミックデイ2019」でのツアー授業です。





「京都大学の研究に触れてみたい!」と、時計台のある校舎に集まった受講者は13人(あれ、なんだか募集より多くないか?笑)。上はシニアの方からそのお孫さんの小学生まで、そして姉妹校の大ナゴヤ大学からの遠征組もいて、バラエティ豊かなメンバーです。


まず、当日会場にて初めて手に取るパンフレットの内容にびっくり。身近に感じるものから近未来的な研究まで、実に50を超えるパネルブースがあるのです。生徒のみなさんには、4人で1組の3グループに分かれてもらいました。各グループ自己紹介と共に、それぞれどのテーマに興味があるかのテーマ選びから始まるのですが、ブースが多くて全てに目を通すだけでも時間がかかってしまいましたね(笑)。


そこで、各グループが円滑に回れるように「コンシェルジュ」と呼ばれる現役京大生が班につき、一緒に会場を回り始めました。 そこから約二時間、「対話マラソンのための給水ポイント」と呼ばれるドリンクコーナーで飲み物をもらいつつ、ひたすら気になるブースを回り続けます。各ブースに行くと、現役大学生や教授はもとより、高校生や研究員の方々が、子どもにもわかるように興味深いこだわりのテーマや現状をお話ししてくださいました。





今回も、主に日常や身近にある「ゴミ問題」や体に関する「ウィルス」「細胞の仕組み」から、世界でも探求されている最先端技術を駆使して出来たロボットやVRを使い、「持続可能な未来」に対する発見まで多種多様。そんな中で、関心のある生徒さんは質問を繰り返し、最初は関心がなかった生徒さんも徐々に興味を持っていくことにこの学びの喜びを実体験していきます。




そして正午に全員で再集合し、別の教室で今回の主催責任者である京都大学学術研究支援室(KURA)の太田一陽先生と一緒にフィードバックタイム。


各チームごとに感想を共有した後に「○○だったで賞、ベスト3」のブースを勝手にランキング!この作業もまた、本日得たインプットと整理が出来るアウトプットの発表が同時にできるがゆえ、それぞれ年代も職業も違う生徒さん方が各意見を積極的に行いました。ランキング上位のブースほど、「わかりやすかった」「楽しかった」などという入りやすいように工夫が見られた所が判断基準が高くなった要因みたいでした。





最後に、会場にアンケートを提出するとオリジナルのエコボトルがもらえました。授業コーディネイターを務めた学長のマキさんも「ここ4年間、自分のためのペットボトル飲料をほとんど買ってない」と言ってましたが、今日から変えていける日常のきっかけを持ち帰ることができてうれしかったです。




普段はなかなか触れることのない京都大学の研究ですが、「教育」「環境」「医療」「からだ」「暮らし」と、今日会場で目にしたテーマーはすべて僕らの日常に繋がっており、自分たちの気付きと変化を含めて学問がよりよい未来を共に創っているんだなという発見を、改めていただく機会になりました。


レポート:飯島剣

写真:ひびき

 
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