【レポートあり】山形と京都をつなぐ、紅花をめぐる旅の物語
京都光華女子大学地域連携推進センターとのコラボレーション授業です
サービス内容
\追記/ <授業レポートをブログ欄にUPしました!> https://www.karasumauniv.net/blog 紅花(べにばな)という花をご存知ですか? 最近はスーパーでも手軽に手に入る「べに花油」をまっさきに思い浮かべる人も多いかもしれません。ラベルに描かれているのは、なんとなく大きいタンポポみたいな、黄色っぽいお花。映画「おもひでぽろぽろ」で印象的だった、一面の紅花畑も、黄色だったイメージ……。 ところが、紅花という名の通り、黄色に見える花の中にほんの1%程度(!)の紅(あか)い色素があり、その奇跡のように美しい「紅」が、実は口紅や着物の染料として珍重されてきた長い歴史があります。 そういえば、『源氏物語』に登場人物の中にも「鼻が紅い」ことで「末摘花(すえつむはな)」と呼ばれていた女性がいましたね。 この紅花の産地は、山形。かつて出羽最上と言われた地域です。栽培された紅花が染料となって北前船で京都に運ばれ、色鮮やかに絹に染められて美しい着物や襦袢になり、京の人々を喜ばせたのです。 そんな紅花と、今もなお紅花文化に関わり続ける人たちに心を寄せたドキュメンタリー映画「紅花の守人」が、まもなく京都で公開されます。 その監督・佐藤広一さん、紅花農家の長瀬正美さん、そして、京都で草木染の工房を営む染色家の青木正明さんが先生です。知ってるようで知らない「紅花」の物語に、ゆっくり耳を傾けてみませんか。 今回は、「京都光華女子大学地域連携推進センター」主催の公開講座「出羽と京をつないでいた、鮮やか過ぎる紅のお話」の中に、特別に京都カラスマ大学のお席をいただきました。 講座の後は、教室を移動してちょっと一服。 京都カラスマ大学生のみで先生たちを囲む茶話会的な放課後時間を30分だけ設けています。 いよいよ京都シネマでも公開(10/28〜)が始まるドキュメンタリー映画「紅花の守人」をより深く、より楽しむための特別な時間になりそうです。 ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ ■開催日時:2022年10月29日(土)13:00~16:00 ■教室:京都光華女子大学 徳風館6階(京都市右京区西京極葛野町38) ■受講料:無料 ■定員:15名(申し込み先着制) ■先生: 青木正明(京都光華女子大学短期大学部准教授/天然色工房 tezomeya) 長瀬正美(紅花農家/映画「紅花の守人」製作委員会会長) 佐藤広一(映画「紅花の守人」監督) 【当日の流れ】 12:30 受付開始 13:00 講座「出羽と京をつないでいた鮮やかすぎる紅のお話」 15:00 教室移動 15:15 カラスマ大学の放課後ティータイム 16:00 アンケート記載後、終了 注意事項: *公共交通機関でお越しください(自転車は規定の駐輪場へ)。 *撮影については、当日の指示に従ってください。 *「好奇心」と「筆記具」をお持ちください。 【ご参加のみなさまへ、感染症予防および拡散防止対策へのご協力のお願い】 ■新型コロナウイルス感染症の対策として「京都光華女子大学地域連携推進センター」のガイドラインに基づき、感染拡大の防止に細心の注意を払い、講座を実施します。参加者のみなさまもご協力ください。 ※本授業は、京都光華女子大学地域連携推進センターと京都カラスマ大学のコラボレーション授業です。 (授業コーディネイター:高橋マキ)
連絡先
+ 050-5873-9032
karasumauniv.net@gmail.com
「リバーサイドカフェ」内 Japan, Kyoto, Sakyo Ward, 高野蓼原町25 リバーサイドハイツ