※2021年10月16日(土)開催「ふつうって、なんだろう?」第6回 | ふつうと多様性」の授業レポートです。
いつものように、ゼミ長くまちゃんの挨拶の後、簡単に自己紹介をして、好きな飲み物でカンパイ!
用意した飲み物は、焼酎、ビール、お茶、ジュースと人それぞれ。(これも多様性?)
勢いも付いたところで、お話をスタートしました。
前半は、ゼミの顧問であるゾンさんの自己紹介の話題から、「マイクロアグレッション」というキーワードについての話になり、そこから大学の講義(笑)のようなスライドも交えて、詳しい説明をみんなで聞きました。
マイクロアグレッションとは:
日本語に訳すと「小さな(マイクロ)攻撃性(アグレッション)」。人と関わるとき、相手を差別したり、傷つけたりする意図はないのに、相手の心にちょっとした影をおとすような言動や行動をしてしまうこと
自分が相手を差別したり、傷つけたりする意図はないのに、相手の心に影を落とすような言動や行動をしてしまうことがあることを学びました。
自分の思い込みで相手を見てしまうことで、起こりうることだと思います。
相手のことを本当に理解しようと努力すれば、「マイクロアグレッション」を減らせるのではないでしょうか。
後半は、東京パラリンピックのボランティアをされていたという参加者の方から、パラリンピックで見えた(感じた)”多様性”のお話を聞きました。
印象的だったのは、障害よりも、選手自身の想いや出場することになった背景、それぞれの国の事情であったり、一人ひとりの気持ちに寄り添ったボランティア活動をされていたということです。
多様性っていろいろあって、知らないことも多いから、知るために書籍などで知識を得ることも大事です。
けれども実際に人と出会うことで、知ったり感じたりすることも大切だと感じました。
もっと、そういう機会がある社会にしていかなければと思います。
とは言え、思い込みや知ったかぶりをせずに、目の前の人に正直に向き合うのって、今の自分には、まだ難しいことでもあります。
それは、様々な考え方や価値観の違う人と出会う経験がまだ少ないために、自分の中の先入観に引っ張られているんだろうなと思いました。
このゼミでは、情報や理論だけでなく、実際に様々な価値観や人生経験を持った人の話を聞くことで、自分の中の固定概念や先入観をなくして、視野を広げることができると思っています。
是非たくさんの人に参加してもらい、それぞれの考え方や感じ方の違いを共有できたら嬉しいです。
そうそう、最初に「ふつうの人生」「ふつうの仕事」「ふつうの結婚」など、ライフスタイルに関わるお話をしようと言っていたくまちゃんは、結局みんなの勢いに押されて、聞き役に回ってました。(笑)
次回は、そのあたりのお話もできたらいいなと思います。
次回開催は、2022年1月の予定です。
(スマ大スタッフ:うえ)
(ゼミ長:くま)
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