みなさん。
こんにちは。京都カラスマ大学でスタッフをしております高橋健太といいます。今回、長年コーポレートサポートいただいている男前豆腐店株式会社さんにインタビューするために南丹市にある工場へお邪魔してきました。
工場に実際来てみないとわからないのですが、南丹市、工場は遠い、遠――い。なぜこんな場所に工場があるのでしょうか。
もともと南丹市にあった豆腐工場が閉業するという事を聞いて2005年に社長の伊藤ジョニー信吾さんが元の従業員さんや設備も含めて引き継いだそうです。男前豆腐店としても設備投資や生産の準備段階という面でも、もともと豆腐を作っていた工場を止めることなく生産を引き継げたというのはとてもラッキーだったそう。
伊藤ジョニーさんは「1年に一度は面白いことを」という信念のもと、パッケージやオリジナルの面白さがはじけている商品の数々を生み出しています。でも、商品づくりには真面目で味の追求と衛生面の向上にこだわった「充填製法」で豆腐を作っているのです。2019年には下の写真の‟ケンちゃんシリーズ“の累計販売数が販売開始から9年で3億パックを超えました!!
そんなことを考えていると男前豆腐店の工場に到着です!!
入口には男前なジョニー像が!! そして玄関にもネオンで男前のイラストがあります。
ここが会社の玄関ですね。
そしてジャーマネの中井さんと名刺交換。(名刺にもジャーマネって書いてます!遊び心~。)
‟ジャーマネ“の中井チャールズ由人さんに京都カラスマ大学とのつながりやきっかけについてインタビューさせていただきました。
京都カラスマ大学 高橋健太「以下、健太」)
さて、早速ですが男前豆腐店と京都カラスマ大学とのつながりについて聞かせてください。
中井さん)10年前に授業をさせて頂いたのがきっかけです。男前豆腐店としてこれからという時期でもあったので、初の試みとして、実際に受講者の方々に豆乳ににがりをいれて豆腐を作ってもらうという授業をしました。
↑「旅する食べるゼミ」でも工場にお邪魔しました!!
健太)当時、僕はカラスマ大学に関わっていなかったので、参加できなかったのがとても残念です。10年前というと、カラスマ大学が出来てすぐの時ですね。
授業の内容はというと、伊藤ジョニー信吾さんのアイデンティティーや豆腐屋を経営するようになった経緯、ヒット商品を生み出した話の後に参加者全員でにがりから豆腐を作る体験をしたようです。社長本人から商品への思いを聞いて、豆腐を作るとういうのはなんといってもゴージャスな体験ですね。
ネット上に当時、参加した生徒さんのブログがありました。とーーっても楽しそうで充実した体験されておりますね。僕も社長に会ってみたくなります!!
中井さん)そうなんです。うちの会社も初めて工場を一般の方に公開したり授業をしたりといい経験になりました。その際に生徒で参加されていたデザイナーさんには、その後、会社のイラストを描いてもらうようになったりして、とてもいいきっかけになりました。
当時生徒として参加された松本圭さんのサイト:https://kyomag.com/
当時の授業の体験 ブログ:http://exci.to/31g1hGU
左が授業に参加した松本圭さんが男前豆腐とつながって生まれたキャラクター、ケンちゃん。授業をきっかけにしてキャラクターや作品が生まれるなんて素敵すぎる!!
右は男前豆腐が協力企業として参加している京都大作戦という音楽フェスにも松本圭さんのイラストが使われています
健太)その授業からずっと活動を応援してくれていますが、どんな想いで長年にわたってコーポレートサポーターとしてご寄付していただいているのでしょうか。
中井さん)京都カラスマ大学さんの、京都という地域で学びの場をつくるという活動に共感して寄付させていただいています。これからも活動を続けていってほしいと思っています。
健太)ありがとうございます。とても心強いです!
<「京都・五条のきさき市」では、京都カラスマ大学オリジナルパッケージの男前豆腐が登場しました。>
健太)では中井さんから見て、京都カラスマ大学に‟もっとこうあってほしい“とか‟こうなればいいのに”という要望はありますか。
中井さん)しいて言うのであれば今、されていることを継続していってほしいと思っています。また、企業や行政、地域の市民など、もっと多くの人に知ってもらえればいいのにとも思います。きっと共感してくれる人はたくさんいるはずなので。
健太)そうですね。HPも新しくなりましたし、10年を経て、もっと多くの人に知ってもらえるように頑張らないとですよね!!
僕は、京都カラスマ大学の事務所で「放課後食堂」というのを毎月開催しています。『授業に興味はあるんだけど、ちょっと参加するのは気が引ける』というシャイな人やカラスマ大学の運営に興味がある人が食卓を囲んでワイワイ話せるような場所を作っています。
中井)そうですね。素晴らしい取り組みだと思います。
健太)男前豆腐の商品のレシピを使って「豆腐ナイト」も今度開催したいです!!
本日はインタビューにお応え頂きありがとうございました。今後とも京都カラスマ大学を応援してください。
中井)はい。こちらこそよろしくお願いします。ありがとうございました。
(インタビュー後記)
男前豆腐店さんのHPや商品のイメージからとてもノリのいい、遊び心満載の会社を想像していましたが、実際に工場にお邪魔すると品質にこだわっていたり、衛生面での几帳面さや、商品販売に対する誠実さがひしひしと伝わりました。
新商品もたくさん生み出していますが、販売や業界に対する絶え間ない挑戦とアイデア、『格好悪いのがかっこいい』というぶれないスタンスのところなんかも含めて「さすが男前!」の会社でした。
京都カラスマ大学では企業さまからの年間サポートを募集しております。1口から3口、10口と選ぶことが出来るので皆さまどうぞよろしくお願いします!!
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