今日の課題:日記を書いてみましょう
2020年4月7日(火)
穏やかな晴れの1日。体調は平常。WEB連載「継ぐまち、継ぐひと」が更新された。学長日記をはじめてみる。部屋から一歩も出ていない。牛乳が切れたので、あとで散歩がてらスーパーに買いに行くかも。
こんにちは。NPO法人「京都カラスマ大学」学長の高橋マキです。スマ大においては学長という名の「なんでも屋さん」ですが、これは完全なるボランティア。本業は文筆家・編集者。多くのみなさんに読んでもらうための文章を書いたり、本をつくったりするお仕事をなりわいとしています。
京都カラスマ大学は、2008年10月から、ひととひと、ひととまちがゆるやかにつながるための学びの場を紡いできました。開校当時はソーシャルとかサスティナブルということばさえ、「なにそれ、おいしいの?」レベルで(笑)通じなかったのですが、2011年の東日本大震災を境に、つながることの大切さ、小さなコミュニティ、ローカルであることの誇りのようなものが、日本のなかにすくすくメキメキと育ち始めました。2018年の10周年には「私たちの役目はもうおしまいかな」と、解散を考えたほどです。けれど、そんな時に限って、京都のまちのひとたちが声をかけてくださるのです。
「京都カラスマ大学、いいことやってるやん。やめたらあかんで」
ひとえに私の力不足で、スタッフ全員が無償のボランティア、学長はなんでも屋さんと、かなり危うい運営体制ではありますが、それでももう少し続けたいな。そう思えた矢先の2020年。唐突に、「ソーシャル・ディタンシング」「ステイ・ホーム」の時代が到来してしまいました。
ひととひとができるだけ出会あわないことが、世界を守る。誰も想像しなかった、まさかの事態。
新型コロナウイルスの蔓延という未曾有の脅威により、世界中のあらゆる価値観がひっくり返されてしまいました。怖いし、不安だし、自分が一体なにをすればいいのかわからないし。世界の都市に暮らす人々が平等に、混乱の最中にいます。と同時に、これはとても皮肉なことだけど、目に見えないウイルスが、これまで「地球を脅かしていた」私たち人間の傲慢な暮らしぶりをあぶり出しているーーそんなふうにも感じます。
実は、2020年の初めにみなさんにお送りしたメルマガ(京都カラスマ大学通信 20200105)に、私からのメッセージとして「小さいままでいい。」と書きました。うなずきながら読んでくださった方もいたのではないかな、とも思います。
しばらくの間、「授業」というスタイルが取れないかもしれません。そんなウィズ・コロナの日々に、ソーシャル・ディタンシングを保ちながら、それでもみなさんと一緒にゆるやかな学びを続ける方法はないかと考えて、この学長日記をはじめることにしました。
手洗いうがいが自分の命を、世界を救うなんて、ついこの前まで、果たして誰が考えていたでしょう。
誰にも褒められることさえないような、ひとりひとりの小さな行動が、よりよい明日の社会をつくっていくのだと、私は信じています。スモール・イズ・ビューティフル。
ここでは、毎日ひとつずつ、「ひとりでできること」を提案していこうと思っているので、みなさんも、どうぞご一緒にお付き合いください。
さて本題。
今日の課題:日記を書いてみましょう
もしも新型コロナウイルス(covid-19)を発症したら、2週間さかのぼって、どこに行ったか、誰に会ったかというヒアリングを受けるそうです。この問いに正確に答えることが、感染ルートを確定したり、クラスター発生を未然に防ぐ一助になります。手帳にメモ書きでもよし、アプリやSNSを使ってもよし。このブログを使って書いてみたい、という問い合わせも大歓迎です。
大安吉日。今日から日記を始めてみませんか。
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補講:新型コロナウィルス相談室
京都市、京都府のホームページから、新型コロナウィルスに関する公式の最新情報がなかなか見づらい状況です(リンクをたどり、PDFを開く必要があるため)。みなさんは、何をチェックしていますか?
新型コロナウイルス感染者数(京都市内、日別、4/5付)PDFを発見したので、添付しておきます。私大生(海外渡航)メガクラスターの発生が3/29以降。ブルーはその関係者がほとんど。懸念は感染経路不明の赤が伸びていること。時期的に、3月の連休の開放感に起因すると推測されますね。
京都カラスマ大学からのお願い
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