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【授業レポート】「暮」編〜「下京暮らしの手帖」と一緒に歩く京都のまち

更新日:5 日前

※2022年1月22日開催「下京暮らしの手帖」と一緒に歩く京都のまち〜「暮」編の授業レポートです。

 

ボランティアスタッフのうえです。


\京都から、暮らし観光はじめましょう/と声掛けをしたまち歩きシリーズが10月から始まって4ヶ月。あっという間の最終回となる今回のカラスマ大学のキャンパスは「暮」エリアです。


「暮」と定めたエリアは、下京区の中では、西に位置し、南にJRの線路、西は西高瀬川があり、北は松原通・五条通・ロームの辺りと境目が階段状に変化してちょっと複雑。東はJRの嵯峨野山陰線というエリア。


このエリアには、全国に先駆け1927(昭和2)年12月11日に日本で最初の中央市場として開設された「市民の台所」である京都市中央卸売市場があり、そこから西には4つの商店街が今も残っていて、どこか懐かしい雰囲気を残しつつも、一方で、イノベーションの創出と交流の場をつくる先端産業の拠点である「京都リサーチパーク」があり、たくさんの新しいものが生まれる場所でもあります。


それなら、このエリアって「暮」じゃなくて、「働」や「商」や「創」じゃないの?って思いますよね。


でも、実はこのエリアは住宅も多く、下京区の人口8万人うちの25%にあたる2万人が住んでいるので、このエリアは「暮」なんですね。


さて、今回もこのまち歩きにガイドはいません。スタンプラリーの要素も目的地もありません。まずは一人ひとりでこの街の魅力を探します。


ただし、心強い「下京暮らしの手帖ーGoodneighbors Noteー」という相棒がいます。これを持っているだけで、勇気と好奇心が湧いてきます!



ちなみにみなさんは、自分の暮らすまち、働くまちを、どのくらい知ってますか?

どのくらい使いこなしていますか?

行きつけのお店はありますか?困ったときに頼りになる隣人はいますか?

誰かに自分のまちの魅力を紹介して、楽しんでもらえるように案内できますか?


以前から、世界中の人が憧れる「観光都市」京都ですが、このまちに暮らし、働く私たちは、その魅力に気づけているのでしょうか?忙しい日常に追われて、気づかずに見逃してませんか?


今回この「暮」エリアは、これまでの「賑」「歴」「遊」と違い、住宅街のため、地元の人しか知らないものがたくさん隠れていて、魅力が見つけにくく、難易度の高いエリアじゃないかとスタッフも考えていたエリア。


逆に、それだけに、いろんな視点が集まることで、今まで見つけられなかった十人十色の「暮」エリアのまちの景色が見えてくると面白いはず!


集合した『KAGANHOTELー河岸ホテルー』は、僕も以前から気になっていた場所で、若手現代アーティストの住むコミュニティ型アートホテル&アートホステル。ギャラリーやシェアアトリエを併設し、梅小路京都西新駅にてカルチャーの新スポットって言われています。




近くに住んでいるのにずっと入る勇気がなくて、前を通り過ぎるだけだったけど、今回は「下京暮らしの手帖」という頼もしい相棒がいたので、堂々と入れました。(笑)


参加者のみなさんは、受付と自己紹介の後、授業の説明を受けて今回も早々と「暮」エリアに散っていきました。




とはいえ、歩く方向が一緒の人はいるわけで、最初は何人かで歩きながら見つけたコーヒー豆屋さん(?)に訪問されていました(僕は、あえてその後ろを通り過ぎて、別のお宝を探しに行きました)。




この辺りは松尾祭のお神輿もやってくる場所で、その時はものすごい賑わいになるし、市場が近いので、平日の早朝は、荷物を運ぶトラックやターレットトラック(円筒形の動力部が360度回転する構造の運搬車の総称らしい)が、縦横無尽に走り回ってるんですが、授業があったのは土曜の午後なので、とても静かでした。


周りを見渡すと古い町家や細い路地が残る不思議なエリア。長屋が多かったのかな。


アヒルちゃんが置かれたお地蔵さん(銭湯の前)やご近所さんが集まる20年近く続くカフェがあり、気になるものも派手さはないが、マニアックな個性がある。





僕は、普段からこの辺りを歩いたことがあったので、今回は住んでる人の魅力を見つけてみようと思って、「action49:勇気を出して今日こそは路地奥のあの店に」を実行しようとしたが、中のお客さんは、どう見ても常連さんばかり・・・。





入った瞬間にお店の空気が変わったらどうしよう・・・などと入店を躊躇してたら、お店から出てきた常連さんに、「今日のランチは、サバやで、おいしいで」と促され、その勢いを借りてとりあえず入店完了!!


メニューを見ながら、お客さんの様子をうかがう。みんな優しい人そう。

シナモントーストとコーヒーを注文して、みなさんの会話を聞きながら、会話のタイミングを計っていた。さりげなく、「下京暮らしの手帖」をテーブルにおいて、話しかけてもらいやすいようにアピール。メモをするふりをしながら、コーヒーを待つ。


お店にお客さんが何人かいたので、「action22:ご近所さんにあいさつしてみよう」を実行しようと思った。





カフェにいた年配の男性に挨拶をして、会話に入れてもらった。19歳で京都に出て来て、61年ぶりに出身地の同窓会に行ったという話だった。ってことは80歳?もっと若く見えるよ・・・。


この後も年配の男性の話に耳を傾けたあと、店主の奥さんのお店のお話を聞き、最後に近所の整骨院の先生らしき男性とこの近辺の賑わいについての意見やアイデアなどの会話を楽しみました。気がつけば、なんと1時間以上お店にいました。


今回は、あまり歩かずにほとんどの時間がカフェでのご近所さんとの会話で終わったんだけど、やっぱり、まち歩きは、そこに住んでいる人とお話しするのが醍醐味だなーと改めて思いました。


そこでの会話に出てくる、思い出だったり、歴史だったり、地元愛だったり、日常会話やこれからの希望や想いみたいなものを聞くことで、あたかもそのまちの一員になったような気分になったり、愛情が湧いたり、何かしてみたいと思ったり、感情が揺さぶられました。


僕自身は下京区に住んでいるので、今回のことがきっかけで、何か新しい話に発展したり、さらに新しい出会いがあるような気がしています。


今回、このシリーズ授業「「下京暮らしの手帖」と一緒に歩く京都のまち」があったことで、勇気を出して、行けた場所や出会えた人がいました。一緒に同じ時間を過ごしてくれたスマ大生のみなさんにも感謝です。


この後、スタッフのみやっちが、当日参加者のみなさんの感想や発見した魅力を共有してくれると思うので、僕のレポートでは割愛しました。





シリーズ授業は最終回ですが、まだまだ歩き足りない。「下京暮らしの手帖」の白いページを埋めるべく、下京のまちを歩いて、いろんな人に出会ってみたいなと思いました。


(レポート、写真:うえ)



追伸)

下京区のことや自分が暮らす/働くまち(ご近所さん)のことで、「こんな風に楽しんでるよ」「こんなことが知りたいんだよね」ということを気軽にコメントできるLINEオープンチャットを作りました。


気になっていたけど授業には行けなかった〜という方、ぜひご参加くださいね!






 
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