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  • 執筆者の写真京都カラスマ大学

今日も京とて、お番茶日和|京都カラスマ大学学長日記(5/8)

更新日:2020年12月16日

今日の課題:植物と暮らしましょう

2020年5月4日(月)5日(火)6日(水)
みどりの日、こどもの日、おまけの振替休日。祝日の日々。GW、その名も我慢ウィーク。ずっと家に閉じこもる。町内会費の支払い。母から電話。関東で大きめの地震があったり、急に冷え込んだりで、テンション低めデイズ、似たような日々。体温は、おおむね36.4度。
2020年5月7日(木)
原稿を書いたり、メールの返信をしたり。明日、プロフィール撮影があることを思い出して、慌てて白いシャツと黒いシャツを引っ張り出してあれこれ悩む。20時になる前に慌ててスーパーに行く。いい月夜。体温は、36.4度。
2020年5月8日(金)
野暮用あり、自転車で寺町まで。チリチリと肌が焼ける音がする。立夏だ。多くのお店が、扉を開けて営業を再開し始めている。がんばれ、がんばろう。急遽、新しいプロジェクト用のプロフィール撮影。先週のうちに髪を切っていた自分を褒めたい。久しぶりにちゃんとメイクしたら、まゆげの描き方が怪しい。コロナのことで着地点を見失い、悩みすぎていた原稿をやっと送る。体温は、36.4度。

こんにちは。京都カラスマ大学の高橋マキです。ウィズコロナな日々を「離れていても一緒に学ぶ」方法として日記を始めることにしました。詳しい経緯は、初日のブログをご覧ください。

と言いつつ、だんだん日記じゃなくなってきたので、謝りたい気分です。


母から電話がありまして、「そういえば、おばあちゃんが4歳の時にスペイン風邪にかからはったんや」という衝撃の事実を知りました。おばあちゃん=わたしの祖母のことです。生きていたら、104歳ということ。100年前という時間、ニュースで見るあのモノクロの映像が、急に身近になりました。「何日も熱が続いて生死をさまよって、最後は全身の皮がずるむけになったって。わたしは何遍もふーんという程度に話を聞いてたけど、あれが今テレビでやってるスペイン風邪やわ」。4歳の祖母がもしもそのまま息絶えていたら、母もわたしもこの世にいなかった。そんな話をした、祖母の命日。


そんな話とはまったく関係のない、本題。今日も一緒に学びましょう。





今日の課題:植物と暮らしましょう

みなさんは、植物と暮らしていますか?

わたしには、観葉植物をことごとくダメにする才能があります。現に、3週間前に商店街で衝動買いしたスプレーばらの花を全部ダメにしてしまいました。これまでも「これは面倒いらずだから絶対大丈夫」とお墨付きの観葉植物が「絶対に、ある日ふり返れば枯れている」という星の元に生まれたのですが、今回ばかりは、ずっとそばにいるのだからきっと大丈夫!と、どこかに自信があったのです。花屋のおじちゃんが「3日にいっぺん」と教えてくれたので、生ゴミの日の朝にちゃんと水もやって。ばっちり!


しかし、、、案の定、、、ほんの数日で、、、たくさん付いていた花芽が開くことなく次々と萎れていく、、、やはり、これは星のさだめだろうかと、泣く泣く花芽を全カット。


いつもならここで諦めていたわたしも、ステイホーム中ならではの粘りを発揮して、虫食いの跡はないかなど、穴があくほどばらさんの状態をよく観察したのち、Google検索。「鉢ごと20分、洗面器にドボンと浸ける」という方法をトライしてみることにしました。


すると、ばらさんはなんとめきめきと息を吹き返し、新しい葉っぱベイビーたちがあちこちからニョキニョキと生えてきました。気を良くして、3日後にもう一度、ドボン。GWの間じゅう、さらにこれまでにない粘り強さで観察を続け、すべての枝に何らかの育成の気配があり、この鉢が生きていることを確認できました。小学生の夏休みに朝顔の観察日記を書いて以来の「植物と暮らしている」実感。ステイホームってすごい!なんとなく、我慢ウィークに勝った気がしました。


ところで、このバラって、もう一度咲くのかしら?


 
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