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【授業レポート】いつかは…今!学科《キモノの「き」》|5月の講座

  • 執筆者の写真: 京都カラスマ大学
    京都カラスマ大学
  • 11 時間前
  • 読了時間: 5分

※2025年5月16日(土)に開催した京都カラスマ大学授業「いつかは…今!学科《キモノの「き」》|5月の講座の授業レポートです。


晴れて風の心地良い5月の土曜日。

「いつかは・・・今!学科」がスタートしました!


この学科の教室は、千秋留理(ちあきるり)さんが主宰する「tokimono」のサロンスペース。西陣にある2階建ての建物で、普段は、着付けだけでなく、ヘアメイク、手縫い教室、セルフポートレートの撮影スペースとしても使用しているそうです。



サロンの入口では、涼やかなのれんがお出迎え。これは、いらなくなった浴衣をほどいて作ったものなのだとか。


こののれんをくぐって入って来られた生徒のみなさんの笑顔が印象的で、ワクワクした気持ちが伝わってくるようなとっても良い空気感の中、まずはこんな問いからスタート。


ーーあなたにとって「着物」とはどんな存在ですか?ーー




「いつかは…いつ?」

「好きだけど、手が届かない」

「着物の匂いが好き」

「憧れ!でも、やっぱり難しそう」


なるほど、なるほど。


みなさんのコメントにもありましたが、古着の着物も、結構見に行くんですよね。着物、興味あるから。ひと通り、そろえますよね。頑張って、というか自分なりに。で、動画とか見ながら、着てみる。まあ、まあ、着れる?こんな感じ?


実はそこから、、、なぞのハードルがあるんですよね。


たとえば、正解がわからないから結局コーディネートが決まらない。

たとえば、一人で着物というわけにもいかず、着て行く場所がない。

そもそも、外に出るまでがどうにも恥ずかしい。


生徒のみなさんも顔を見合わせ、深く頷きながら、「でも、やっぱり着物、好き!いつかは!って思ってました」というアツい気持ちを共有し合いました。


「いつかは今!って、これ、私のための企画だ!と思いました」


ですよね。ですよね。さあ、では早速、やっていきましょう!


ここからは、なかなかあるようで機会のない、解説付きの「見て、触れて、持ち上げられる」体験型の着物学習の時間。「tokimono」のコレクションを目の前でひろげていただけるとのことで、まずは手を綺麗に洗い、テーブルの上を片付けます。



「せっかくなので、どんどん触って、ぐっと近くで見てくださいね。着物は、近づいたり、触ってみると、今まで気がつかなかった美しい発見や出会いが本当に多いので」


と、留理先生がまず見せてくれたのは略礼装、日常着カテゴリーに入る小紋用のお着物。西陣ならではの「御召(おめし)」の仕立て違いで「袷(あわせ)」と「単衣(ひとえ)」。そして、素材や織の違いがわかる大島「紬(つむぎ)」、夏物の「紗(しゃ)」、浴衣の「木綿」などです。


模様の織り方、触り心地、生地の重さなど、実際の生地を手にして、最初はおそるおそるだったみなさんの表情が、次第にほころんでいきます。


次はもっと高級なものを。と、振袖、留袖、訪問着。こちらは柄のつながり方や模様の意味、刺繍の入り方など、その細部の見方を教われば、ひとつひとつがまさに美術品であることがわかります。


普段なら遠い存在のものばかりですが、実際に触れてみると、良い着物の心地よさが伝わります。「うっとり」っていうのはこのことです。生地の硬さや重さも体感できました。



最後に、帯!現代の西陣織といえば「帯!」ということで、駆け足ながらも6種類の帯を出してくださいました。とっておきは、舞妓さん用の「だらりの帯」。これが本当に美しい!でも重い!着物も重いのに、さらにこんな重たい帯を締めて美しく立ち振る舞う舞妓さんたちは、本当にすごいのですね。


こうして、早足ながらぐっと近づいた着物との距離、後半もどんどん縮めていきます。


ここで、場所を変えて2階の着付けスペースへ。まずは、留理先生の着付けを見学した後、各自実際に着物を着てみます。「え、そんな、すぐ着れるの?」って、やってみないとわからない。


今日は、着られるようになることが目的ではないので、まず、実際着物を手に取ってみること。広げてみること。羽織ってみることが大切!というわけで、ご用意してくださったのは、着やすさ重視のカジュアルな大島紬や西陣お召しなどです。その他こまごまと必要な小物類も風呂敷に一式セッティングされていて、うれしい。


さぁ、着物の柄は、ご自身で選んでみてください。



気がつけば授業の残りの時間はあっという間にあと30分です。

というわけで、着付けタイムアタック!


初めてでどこまでできるの?と思いきや、留理先生の楽しくわかりやすいアドバイスに先導されて、みなさん、肌着、襦袢、着物と順序よく進みます。おはしょり作りもなんとなーく完了したところでタイムアウト!なんと30分で帯結びの前までたどり着きました。


すごい!いや、ほんとすごい! 互いに健闘を讃えあう生徒のみなさん。


最後は、せっかくなので留理先生に帯を選んでいただいて、胴に帯をあてた状態で記念撮影!(後ろ手でしっかり押さえています。笑)




終始、和やかでとっても楽しい体験授業でした。


初回の授業が終わり、ホッと一安心。アンケートを読みながら嬉しそうな留理先生。

いろんな着物をご用意いただきまして、ありがとうございました!




****


さて!そんなわけで来月もやりますよ! キモノの「き」。


6月、7月は、浴衣! ゆかた、自分で着ましょう!

留理先生のご指導のもと、楽で粋な着方のポイントをどんどんご紹介しますよ。

いろんな浴衣をご用意しておきますので、浴衣選びもぜひ楽しんでもらえたらいいなーと思っています。次回は授業内容は同じで、10時、14時の2部制、各回定員は4名です。


募集開始の前に、ひとまず、日程のお知らせから!

今回都合のつかなかった方、ぜひスケジュールをご確認ください!

いつかは…今!学科《キモノの「き」》 

6月の講座|6月20日(土)10時、14時

7月の講座|7月18日(土)10時、14時


(授業コーディネーター:山倉あゆみ)


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