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【授業レポート】京都カラスマ大学ゼミ「ふつうって、なんだろう?」第1回 | 私のふつう。みんなのふつう。

juliaaaaaaaa7285

更新日:2022年9月29日



 

コロナ禍により突然訪れた、ニューノーマルな生活。

私たちが当たり前だと思っていた日常が変化したことで、人と人の「ふつう」がぶつかり合ったり、「ふつう」に疑問を感じたりすることも。

第1回目の「ふつうって、なんだろう?」の授業は、ゼミ長のくまちゃんをはじめ、「ふつう」に関して様々な思いを持った方たちが集まり、自由に熱く語り合う充実した時間となりました。

ゼミのスタートは、ゼミ長の「ふつう」にまつわるお話から始まりました。


小さい頃はシャイで引っ込み思案な性格だったゼミ長。とにかくみんなと同じ「ふつう」な自分で居たい。目立ちたくない。―
しかし、その後のニュージーランドへの留学や、大学での学び、多彩な友人たちとの出逢いを経て、内向的な性格が変わり、「自分で好きに生きたい!」「ふつうには生きたくない!」と、ふつう」にとらわれることなく「ありのままの自分」で生きるようになったのだとか。
ゼミ長のプレゼンを聞き、そもそも「ふつう」なんて存在しない。大事なのは、ありのままの自分を信じてのびのびと生きることだと思いました。 


続いては、みんなの「ふつう」を共有する時間。

以下、授業で出てきた話をまとめてみました。


● 自分たちにとりついた「ふつう」って、海外に行くと気づきます。ゼミ長の経験談みたく、カルチャーギャップで視野が広がったりするのも確かです。

● 時代が違うと当然「ふつう」も違ってくる。今は生き方が多様化していますが、多様性を重視する社会の一方で、徐々に「ふつう」というものがなくなっているのでは?

● 単一の価値観がない、つまり、多様性の時代になって昔のような「幸せの指標(=ふつうの幸せ)」がなくなったからこそ、自分の軸を持たないとしんどくなる可能性もあります。

● 個性的な人が集まったら、もしかするとそこにも「ふつう」ができるのでは?今まで「ふつう」とされてきた人も、細分化して見れば「ふつう」じゃないのかもしれないですね。

●「なるほど」「すごい」という言葉は使わず、具体的に何に感心したのか、何を基準にそう思ったのか伝えるようにしている。

● 自分の言葉が相手にどう届くか、どう受け止められるかを考えてから、言葉を発するようにしている。

などなど…。「ふつう」について様々な観点から考え、話し合う中で、新たな疑問や課題がぞくぞくと出てきました。

そして、さらに論は深まり、今後「ふつう」とどうやって付き合っていくべきかの見解も得られました。



いろんな「ふつう」を持った人たちと向き合うなかで、人を操作しないこと、考え方を押し付けないことが大切だと思います。

ふつう」という言葉をあえて、違う言葉に言い換えて話すようにしてみるのも一つの手ですね。曖昧に伝えようとしたことを言語化することで新しく気付けることがありそうです。


今回ゼミに参加して、自分自身を客観的に捉えることで、自分の無意識な「ふつう」に目を向けることができ、よりよい人間関係の構築や、相手の新たな一面を発見できるかもしれないと感じました…!


また私は普段から、「しなさい/するな」といった否定形・禁止形の言葉は使わず、常に肯定的な姿勢でいるように心がけています。強要や禁止の言葉で、相手を受動的にさせてしまったり、やる気を削いでしまったりするのではないかと思うからです。「~しよう!/~するのはどう?」と肯定的な言葉に置き換えることで、自分も相手も心に余裕ができると感じます。ゼミで皆さんとお話しする中で、普段の自分の言動を振り返ることもできました。



さてさて、次回のゼミは、【3/12(金)21時~22時半】です!はじめましての方も、今回参加してくださった方も大歓迎♪

次回もお楽しみに~☆彡



レポート:こばっしー

ゼミ長:くまちゃん

 
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