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【授業レポート】「ふつうって、なんだろう?」第2回 |「ふつう」から広がるマインドマップをつくってみよう

更新日:2021年4月5日

2021年3月12日(金)開催ゼミ「ふつうって、なんだろう?」第2回」の授業レポートです。

 

例年より随分と早い桜の開花に、ほんとに咲いてるの?と半信半疑になっている今日この頃です。


さて、3月12日(金)に第2回「ふつうって、なんだろう?」ゼミを開催しました。今回は「マインドマップ」を使って社会のさまざまな「ふつう」について話を展開しました。

マインドマップって何ぞや?と思う方もいらっしゃいますよね。

マインドマップとは話のテーマとなるキーワードを中央に置き、そこから放射状に連想し言葉を繋げていくことです。思考を整理し、豊かな発想を共有していくことで、より広角な視点を身につけることができます。

今回は「ふつう」という抽象的なテーマを中心に据え、ゼミ参加者全員でひとつのマインドマップを作成しました。





初めは身近な「ふつう」から導入しました。例えば、「朝起きる時間」です。一般的な「朝起きる時間」は6時~7時頃だと考える人が多いのではないでしょうか。ところが、様々な職種に就く方々が交じり合って話してみると、みんなバラバラな答えになったのです。中には、11時を過ぎても朝早いと感じる方も。このように「私のふつう」≠「みんなのふつう」な世界が身近にいっぱいあるのです。


では、「ふつう」はどのようにして形成していくのでしょうか。より深掘りしてみましょう。




次に出た話題のひとつに「時間の経過によって変化するふつう」というのがありました。今ある「ふつう」は情報・技術の発展によりどう変化していくのか、より普遍化または多様化していくのか、昔・今・未来の「ふつう」とは何なのか。


この話をしているうちに私は、時流と適応するマジョリティーに応じて「ふつう」が形成されるのは変わらないのではないかと思いました。ただ、「ふつうの細分化」「様々なふつうの許容」という点で変化していくのではないかと思いました。


今後、情報・技術の発展により選択肢が広がっていくことでしょう。そこに今まで通りの「ふつう」を作っていくことは果たして可能なのか。「ふつう」を作ることにより、それに置いてきぼりになってしまう人が増えて、便利になったのに生きづらい世界になってしまわないだろうかという議論も巻き起こりました。


今、価値観の過渡期に来ているのだなと感じています。これからの「ふつう」は「違うけど良いね」と認め合えることではないでしょうか。そう願う私であったりします。障害を持っていても、様々な仕事をしている身だからこそです。


そんなこんなで、各々が想像する「未来のふつう」について話しているとあっという間に時間が過ぎてしまいました。


第3回はもうひとつ話題に上がった「ふつうの日本人」について展開します。

興味ある!いろんな価値観を知りたい!私の思っていることをあまり話す機会がないな…と感じている方がいらっしゃいましたら、ぜひ私たちと語らいましょう!!




今回はこのあたりで失礼します。5月お会いできること楽しみにしております!!


レポート:みやっち

ゼミ長:くま

 
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