【スタッフ紹介】vol.7 カラスマ大学は、人生の節目で巡り合う場所|世良 八玖茂さん

「京都カラスマ大学って、どんな人たちが運営しているの?」そんな声にお応えして、スタッフインタビューをお届けします。社会人も主婦も(本物の)大学生も、全員ボランティア。自分のできることを少しずつ持ち寄って、ゆるやかで小さいけれど、とてもまじめに活動しています。
生徒として授業に参加して運営側にも興味を持った人や、ボランティアスタッフをやってみたいけどもう少し勇気が欲しいなと思っている人も、ぜひじっくりと読んでください。
7人目は、世良八玖茂さんをご紹介!

世良八玖茂さん(ニックネーム:くも)
20代、大阪出身です。幼少期から高校卒業までは京都府内の学校に通っていたので、大阪在住ですが、京都には親しみを持っています。
大学進学を機に大分県別府市へ移り、社会科学を専攻しました。大学では、社会学や哲学、国際関係、環境分野など、幅広い分野について学びました。大学在学中には2年間休学し、京都を拠点に、伝統文化や伝統工芸、京町家の保存・継承に関わる活動に取り組みました。
現在は、音を用いた文化遺産の保存・継承をテーマに探究を続けながら、京町家のライトアップイベント「都ライト」の代表をしています。また、カラスマ大学ではボランティアスタッフとして活動しています。
自分の知らない考え方とか世界に出会える
ーーカラスマ大学に参加したきっかけや、関わり続ける想いを教えてください。
「高校3年生くらいから京都との関わりをしっかり持ち始めて、下京いきいき市民活動センターで『まちのモグラ』っていうボランティア活動に参加してたんです。
モグラって名前だけあって、街に潜って魅力とか課題を見つけていく活動で、それが高3の自分にはめちゃくちゃ刺さって。
そこにいたメンバーの方がカラスマ大学のボランティアスタッフで、『学長のマキさんに会ってみたら?』って紹介してくださったんです。
それで事務所のあるシェアオフィスに行って、マキさんと一対一でお話しました。その時は本当に、『京都を知りたい』っていう情熱だけだったと思います。
マキさんから話を聞いて、『京都のまちが教室』という考え方にも魅力を感じました。いろんな形でいろんな人から学べるんだなって。
ただ、その頃は大分の大学に入学することが決まっているタイミングで、行きたくても授業には参加できなくて。 でもその後、大学を休学したタイミングで改めて連絡して、ボランティアスタッフとして関わり始めました。
なんで関わり続けているのかって言われると難しいんですけど、大学の先生だったり、学生だったり、いろんな職種の方がいて、その人たちから学ぶことが自分にとってすごく刺激になるなと思っていて。
ずっと同じコミュニティの人とだけ話していると、自分の世界も固定されていく気がするんです。 でもカラスマ大学に来ると、自分の知らない考え方とか世界に出会える。
知的好奇心というか、人生のワクワクみたいなものを与えてもらえる場所だなと思っています。」
昔の暮らしにリアルに触れた、実はすごい授業
ーーこれまで参加した授業で、印象に残っている授業はなんですか。
「上桂にある山口家住宅で行われた、着物の虫干しの授業です。
虫干しは、季節のいい時に各家で行う昔ながらの着物のメンテナンス方法なんですが、スマ大では、みんなで山口家の着物をタンスから出して、着物のプロの先生から『これはこういう着物です』みたいなお話を聞きながら、次の授業ではまたタンスにしまっていくというのをやりました。
まず家がすごかったです。庭もきれいで。 あと着物の数ですね。400点以上あったと思うんですけど、お祝いの時とか、どんな場面で着たのかが、着物を包むたとう紙に細かくメモされていて、大切に着られていたことが分かって。
なんて言うんだろう。 ここまで昔の暮らしにリアルに触れられたのが初めてだったというか、歴史で学ようなことも『実際にこうやって使っていたんだ』っていうイメージが自分の中でついたんです。
スタッフとして参加したので、レポートのこととかで結構いっぱいいっぱいで、着物自体をじっくり見られたわけではなかったんですけど(笑)。 それでもすごく印象に残っています。
あと、その授業がきっかけで山口さんが経営しているシェアハウスにも通うようになったんです。 授業だけで終わらなくて、その先のつながりが生まれたのも面白いなあと思います」
【授業レポート】「大正・昭和のモダン着物に触れる(1)〜国登録有形文化財の山口家住宅で虫干し体験」
2023年5月27日(土)開催https://www.karasumauniv.net/post/report_20230527_kimono
【授業レポート】「大正・昭和のモダン着物に触れる(2)〜国登録有形文化財の山口家住宅で虫干し体験」
2023年6月4日(日)開催
https://www.karasumauniv.net/post/report_20230604_kimonoーーカラスマ大学の魅力を、あなたの言葉で教えてください。
「難しいですね(笑)。
でも、休学した時とか、大分に行く時とか、帰ってきた時とか。 振り返ると、人生の節目ごとに巡り合う場所だなと思います。
たまたまじゃなくて、自分から連絡しているんですけど、不思議とそういうタイミングで関わることになるんですよね。
まだ自分もそんなにたくさん参加しているわけじゃないんですけど、もっと他のスタッフとも交流したいなと思っていますし、スタッフとしてはこれからも関わっていきたいなと思っています」

聞き手・文章:前川瞳
あなたも、京都カラスマ大学のスタッフになりませんか?
週末に京都(主に市内)で行われる授業において、NPO活動の協力スタッフ(ボランティア)として手伝っていただける方を募集しています
■こんなひとにオススメ
・京都のことをもっと知りたい
・京都に暮らし、働く多世代と交流したい
・仕事だけでなく、地域に関わる2枚目の名刺を持ちたい
■活動内容
主に、授業当日の運営(会場設営、誘導、受付など)です。受付、レポーター(webに掲載する授業レポートを書く)、.記録(授業の様子を写真や動画で撮影する)など役割分担をします。事前にミーティングで先生や教室の情報を共有し、準備します。
■応募条件
・1回だけではなく、継続して活動に参加可能な方
・京都もしくは京都近辺にお住まいの方(交通費の支給はありません)
・京都カラスマ大学に共感できる方
・責任感が強く、臨機応変に、自分で判断し行動できる方
・人と関わるのが好きな方
■応募方法
「スタッフ応募」として京都カラスマ大学( karasumauniv.net@gmail.com )宛にメールをお送りください。「京都カラスマ大学を通じて、自分がどうなりたいか」、お名前・電話番号・連絡のつきやすいメールアドレス・年代・ご職業を必ずご明記ください。可能であれば、得意なことやカラスマ大学の活動に生かしたい自分の特技などもざっくばらんに教えていただけるとうれしいです。メール確認後、京都カラスマ大学事務局よりご連絡をさしあげます。
このほか、「授業コーディネーター」「街の先生」への応募もお待ちしています。あなたも、京都カラスマ大学に参加してみませんか?参加の方法はさまざま。授業への参加からサポートまで、さまざまな側面でご協力いただける個人や法人のみなさんをひろく募集しています。京都カラスマ大学にの活動に共感し、興味がある方はぜひお問い合せください。詳しくはこちらから




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