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  • 執筆者の写真京郜カラスマ倧孊

【授業レポヌト】玍豆屋さんで、カンタン手前味噌づくり2024ver

曎新日4月2日

※2024幎2月4日日に開催した京郜カラスマ倧孊授業「玍豆屋さんで、カンタン手前味噌づくり2024ver」ボランティアスタッフによる授業レポヌトです。


 




月日。暊では立春ずいう春の始たりの日に、味噌屋さんではなく玍豆屋さんで手前味噌づくりの授業を行いたした。



この授業は今幎で回目。今回も、お䞖話になるのは、倧正幎から続く「藀原食品」の藀原和也さんで、珟圚は代目になりたす。




たずは、玍豆屋の補造所の䞭にお邪魔をしお、倧きな釜で倧豆がふかふかにスチヌムされた様子を芋に行きたした。


倧豆にたでこだわりを持っおいる玍豆屋さんは少ないそうですが、この藀原食品の玍豆は滋賀県湖北町産のこだわりの倧豆「オオツル」を䜿甚しおいたす。








䞀晩浞氎しお茹でたこの倧豆を人キロず぀タラむに分けおいただいお、それぞれキロの「手前味噌」を぀くりたす。補造所から、タラむを抱えたたた歩いお堎所を移動し、藀原食品のキッチン付き店舗で味噌仕蟌みです。


味噌は、麹ず倧豆を混ぜこねお぀くるのですが、倧豆の粒感を残すのか残さないのか、容噚に詰めやすくするために団子状にたずめるのか、塩はどれくらい䜿うのか、どんな容噚に詰めおいくのかなど、䜿っおいる材料はみんな同じはずなのに、仕蟌みのこだわりは参加者の数だけありたした。こうした違いによっお、完成する味噌の色や味も異なっおくるのかもしれたせん。





しかし、どの぀くり方が正解ずいうものではなく、どの぀くり方も正解です。


参加者のみなさんはそういった違いや工倫を共有しながら、味噌づくりに慣れおいる人も初めおの人も、䞀緒に楜しい雰囲気の䞭で仕蟌みを終えるこずができたした。家の䞭で半幎も寝かせおおけば、「我が家のがいちばん」ず蚀いたくなるほど矎味しい「手前味噌」になりたす。





垰り際には、藀原食品さんより「鎚川玍豆」をはじめずする玍豆セットをお土産にいただきたした。「こんなにたくさんもらっおいいの」ずみなさん倧喜び





その埌は仕蟌んだばかりのキロの味噌を持っお、埡霊神瀟䞊埡霊神瀟ぞ向かいたした。たずは、拝殿で完成した味噌のお枅めず、参加者の健康をお祈りしおもらいたす。





そしお特別に、犰宜の小栗栖憲英さんより、埡霊神瀟境内の案内をしおいただきたした。


この埡霊神瀟には、桓歊倩皇の匟である早良芪王が祀られおいたす。早良芪王は無実の眪を着せられ、無念の死を遂げたした。そしお圌の死から幎近く経った頃、京郜では疫病が流行りたしす。これを早良芪王の怚念ず考えた人々は、「怚念を鎮めるためにこの埡霊神瀟を建立した」ず䌝えられおいたす。





「でもね、、、」ず、小栗栖さんはわたしたちに問いかけたす。「死埌幎も経っお、早良芪王が自身の死ずは盎接関係のない垂民に察しお恚みを晎らすずいうのは、筋が通る話なのでしょうか」


「史実ずしお明文化するこずは、時に事実ず違う解釈を蟌められお次䞖代ぞ継承されおしたうこずもあるかもしれないですね」。小栗栖さんは、これを「こずあげせず」ずいうこずばで説明しおくださいたした。





境内をゆっくり䞀呚した埌は、埡霊神瀟の前にお店を構え、宀町時代より続いおいる氎田玉雲堂の「からいた」を皆さん䞀緒にいただきたした。


春の始たりの日に神様のお力も借りお぀くった味噌は、ずっおも矎味しくなるはずです。参加された方々の味噌が矎味しく、そしお参加者のみなさんが幎間健康でありたすように。







来幎もこの授業があれば、たたお䌚いしたしょう



レポヌト写真倉本芜矎


 
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